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SDN/クラウドプログラムコンテスト2017

2017年12月4-7の4日間、沖縄県市町村自治会館(那覇)において「Okinawa Open Days 2017」が開催されました。

この国際会議は、SDN/NFVやクラウドをはじめとする先端的なICT技術をテーマに、研究者・技術者・利用者が垣根なく語り合い、最新動向を共有し合うことのできる、日本に、そして世界に開かれた国際会議です。

本プログラムコンテストは2日目に当たる12/5に催されました。 昨年までは4F会議室にて実施しておりましたが、今年はメインホールを会場とし、U-stream中継という試みも実施しました。 おかげさまで、121名の来場者を数え、盛況のうちに終えることができました。

今年のコンテストには沖縄県内外の9チームがエントリーし、各チームは20分の発表とデモ、および10分の準備と質疑応答を行いました。 熱気と緊張感に包まれるなか始まったコンテストは、ミニプロコンの経験や合宿の成果が感じられ、審査委員、ラボメンターが口々に「実演されるデモがすごかった」「ミニプロコンと比べてプレゼンの品質が格段に違う」と驚きの声をあげました。 幸い、体調を崩して欠席するメンバーはいなかったものの、直前までコンテスト内容について最終調整を続けてきた各チーム。この日のプレゼンテーションは、その努力の成果をはっきりと見て取れるものでした。

今年のプロコンでグランプリを獲得したのは神戸情報大学院大学の3名で構成するRAYチームでした。彼らは「持ち運びできるクラウドラズパイバッグ」と題して、クローズドな環境下で快適なクラウドサービスを利用するために持ち運びを考え、環境だけではなく状況に応じたPaaS的なサービスも提供できるという、ユニークなシステムを考案し、開発しました。

グランプリ以外にも、複数の副賞が用意され、順位にふさわしいと評された参加者に送られました。

以下、各発表テーマと受賞項目(受賞順位に即す) 1位(グランプリ)マレーシア国際交流会ご招待 『持ち運びできるクラウドラズパイバッグ』 RAY(神戸情報大学院大学):吉田 朋広、劉 奎毅、秋月 孝仁

2位 Cisco 550X シリーズ 『構築・監視・運用の自動構成機構 〜tala〜 』 curlおじさん(さくらインターネット株式会社):芦野 光、河野 忠明

3位 願いを叶える体験券(5万円/人) 『サイバー演習環境の自動構築〜セキュリティ人材育成のために〜』 Seed(国際電子ビジネス専門学校):金城 嵐己、桃原 幸広、喜舎場 嵐士

4位 シングルボードコンピュータセット(3万円/人) 『便利な家庭用OpenFlowルーターの作成』 ドラゴンズ(国際電子ビジネス専門学校、沖縄国際大学):伊計 恭亮、中野 寛己、新里 健

5位 openWRT搭載、超小型Linux PC 『ネットワーク監視及び経路制御の可視化』 MAT(琉球大学):秋田 海人、宮里 悠太郎、竹松 涼

6位 LTE モバイルルータ 『ゼロタッチプロビジョニング』 kstm(信州大学):宮川 慎也、田中 篤志、北村 裕汰

7位 技術書なんでも(1万円/人) 『脳腫瘍摘出術におけるOpenFlowを用いた術中情報共有システムの構築』 FUN-SDN(はこだて未来大学):永井 智大、瀬谷 巧美、深谷 健太

8位 OPCEL 認定試験受験チケット 『SDN+ICカードを利用した学科の管理システム開発〜出席管理システム編〜 』 334(琉球大学):豊 美玲、山里 昌一郎、津嘉山 遼

9位 インターネット検定 .com Master受験バウチャー&公式テキスト 『大量のNW機器を管理するためのログ自動収集可視化システム』 基盤ちゃん(都城工業高等専門学校):末満 堅人、平川 将綺、吉松 駿平

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