オープン北陸(NTTネオメイト北陸支店):2016年度
■開発テーマ
テストベットを用いたツール検証環境構築の自動化
■活動報告会
■SDN/クラウドプログラムコンテスト2016(12/6(火))
★OOLテストベッド賞(OOLテストベッドの1年利用権)
■SDN/クラウドミニプログラムコンテスト2016(08/26(金))
■メンバー
NTTネオメイト北陸支店
・中齊 克仁
・藤井 達也
■成果および感想
プログラムコンテストの時点では完全な自動化を達成できていなかった。この課題をcloud-initの導入で解決しようとしたが、既存の安定版(v1.1.7)へのインストールは不調であった。そこで、yOSの開発版(v1.2)を使ってcloud-initの導入を試みた。その結果、開発版(v1.2)ではcloud-initでコンフィグ投入を自動化できることを確認できた。ただ、開発版は動作が安定しない可能性があるため、引き続き、既存の安定版(v1.1.7)にcloud-initを導入する手法の検討を続ける。完全な自動化が実現できたので社内評価を実施した。業務でツール作成に携わる人々を対象に、スキル、時間、コストの観点から、1(わるい)~4(よい)の 4 段階で評価してもらった。結果は、スキル、時間、コストとも 3 となり、これを使用することでメリットがあるとの結果になった。一方で、インスタンスの種類の追加、テンプレートの種類の追加、レスポンスの向上などの要望も出た。今後は、「(1)インスタンスやトポロジのバリエーション追加、(2)社内網から接続できる環境構築」の 2 つに取り組む予定である。